はじめまして、講座サーチの管理人です。
プロフィール記事をご覧いただき、ありがとうございます。
このページでは、
- 管理人が行政書士を目指したキッカケ
- 行政書士として働いた経験
- このサイトを通して伝えたいこと
などを、ご紹介します。
目次
わたしが行政書士を目指した理由
私は大学を卒業してからずっと、フリーターをやっていました。バンド活動をしながら、アルバイトをするという生活。そして気がつけばそろそろ20代が終わる頃でした。
バンドを辞めて、さてこれからどうするかと考えたときに、「自分はどんなことをしたいのか」ということを、改めて見つめ直しました。
LGBTQの人たちの役に立ちたい
そしてその時の結論は、「LGBTQの人たちの役に立つような仕事がしたい」というものでした(自分自身がLGBTQのため)
すでにLGBTQ向けのウェブサイトの運営をしていたりはしたのですが、もっと他にもやれることがあるんじゃないのかな?と。
ちょうどその時期に「同性パートナーシップ制度」というものが、東京のいくつかの自治体で作られるようになりました。そして、その制度を利用するには、公正証書が必要ということを知りました(一部地域のみ)
制度に関して、いろいろと調べていくうちに、行政書士という資格を取ればその作成のお手伝いができるということがわかりました。
「これは、まさに私が求めていた仕事からもしれない…!」
そんな風にビビっときたわけです。
その他の理由
また、それまで続けていたアルバイトはオンライン上の仕事だったので、「今度は、オフライン(対面)でお客さんと接するような仕事がしたいな〜」という気持ちもありました。
それから当時は、人生に対する焦りのようなものもあったので、「行政書士という国家資格を取ることができたら、人生開けてくるのでは?」という希望も感じていました。
行政書士試験は、およそ6ヶ月の独学で挑んだ
ということで、イチかバチか20代最後の年を勉強に捧げることに。
試験に向けて勉強を始めたのは、4月頃。
お金がなかったので、独学です。
ぶっちゃけ、独学は気が狂うほど大変でした(文字通り本当にヒステリーみたいなものになった)
しかし努力の甲斐あり、なんとか一発合格…!
合格したことで、自信がついた
もちろん合格できたこと自体も嬉しかったのですが、
それと同時に、「自分もやればできる。必死に頑張れば、成果は出せる」という自信がついたことも、すごく大きかったです。
私がやった勉強法について詳しくは、以下の記事にて
【行政書士の独学】半年で一発合格した勉強法【ガチ体験記】
士業法人に就職し、行政書士として働いた
そして私はアルバイト先で磨いたウェブに関するスキルを武器に、都内の士業法人に正社員として就職しました。
ちなみに私は、それまで「就職活動」すらしたことがありませんでした。
このときはもう30代だったし、もはやダメ元くらいの就職活動だったので、内定の電話もらったときは嬉しすぎて、思わず走りました笑
親に会社に就職したという話を伝えたら、「夢のようです」という手紙をもらいました…(それまでの私の人生がどんなだったか想像つきますね笑)
やりたかった業務をやってみる
就職した法人は、社員が何百人もいるような大きな組織。
そこで行政書士として働きました。
やりたかった公正証書作成業務もやることができました(残念ながら同性カップル向けではない)
行政書士以外の業務も多かったので、すべてチャレンジしたかったことができたわけではないのですが、それでも本当にいろんな経験ができました。こんなヒヨッコでも業務を通じて、お客さんから「ありがとうござざいました」と感謝される…喜び…。お客さんの喜んでくれた顔を思い出すと、行政書士ってスゴいなと感じました。
就職に関して、さらに詳しく読む
行政書士は就職できない?私は30代未経験でも採用された【体験談】
実際に働いてみて気がついたこと
しかしながら、実際に行政書士として働いてみて、
何ということでしょう、
「わたし、行政書士にそこまで向いてなくない…?」と、気がついてしまいます。
苦労して取得した資格なので、正直最初はあまり認めたくなかったのですが…
行政書士業務の適性とは?
行政書士の業務って、書類作成やその他の業務において、ものすごく細部にまで気を配る必要があります。もちろんそれだけではないのですが、基本的にはそういったスキルが重要とされます。そういった作業って、得意な人と不得意な人がいますよね。
私は、そういった作業も比較的やってのけられるタイプだと思っていたのですが…意外とそうでもなかったんですよね。横を見ればもっとラクそうに、涼しい顔して作業する行政書士がいたわけです。
そこで「あれ?」となるわけです。
とはいえ私の目的は、同性カップル向けのサービスをやること。
なので、「自分が向いてる向いてないは一旦置いておこう」と考えてもいいわけですが、実際に開業するとなると経営を成り立たせるには、目的意外の業務もやる必要があります(LGBTQ向けのみでは市場が小さすぎる)
そうなると、やはり行政書士業務自体に対して自分が向いているかどうかってのは非常に重要になってくるなと…
というわけで、いったん行政書士業はストップしています。
ピポッドして生まれた講座サーチ
一方で、社内にいた時も続けていたウェブに関する仕事は、やはり自分に向いていることはわかりました。そこでいまは、再びピポッドしたカタチです。
しかし、行政書士に関しては経験があります。
さらに情報をまとめたり、文章を書くことが好きです。
それを掛け合わせた一つの形として、このサイト「講座サーチ」が生まれました。
このサイトを通して伝えたいこと
講座サーチは、「自分が独学を始める前に読みたかったサイト」を目指しています。
行政書士に関するサイトは、実際に試験を受けたことがない人や行政書士として働いた経験のない人が書いたサイトも結構ありますよね。
その点、このサイトでは、よりリアルな情報を伝えられるんじゃないかなと。
また、わたしは独学ですごく苦労しました。
当時は「お金がない」という理由でスクールを選べなかったわけですが、改めて考えてみるとスクールを利用した方が圧倒的に有利です。
正直、もし受験生に戻れるならば、
「ちょっとシフト増やしてでもお金つくってスクール利用しな!」って言いたい笑
その辺り、自分と状況が近い人にしっかり選択肢を伝えられたらなと。
(私は当時知らなかったのですが、意外と安いスクールもあるので)
行政書士という資格について
また、行政書士という資格の魅力も伝えられたらと思っています。
私は現在「元行政書士」となっていますが、それはシンプルに私の特性が向いてなかったから。
向いてる人には向いている仕事です。
行政書士はオイシイしごと
実際に経験してみてわかりましたが、行政書士って実はかなり「オイシイ」仕事だと思います。
ネット上では「資格とっても意味ない」とか「稼げない」なんて意見もよくみますが、言わせておけって思います笑
(そう思ってる人が多い方が、実際に行政書士になる人にとっては有利なので。…ってことはもしかして、ネガティブな意見をネットに書いてる人は、実は行政書士やって稼いでる人だったりして?…さすがにそれはないか笑)
まず、行政書士の業務って細かくて煩わしいことが多いですが、それでも慣れればそこまで難しくはありません(とはいえ、私は全ての分野の業務をやったわけではないので、一概には言えませんが。私の経験上の所感です)
一般的なビジネスに比べると元手もかからないし、「士業の先生」ということで信頼も得られやすいです。
行政書士が扱える分野は信じられないくらい広いし、見つけようと思えば穴場も見つけられるはず。
行政書士の資格には、夢がある
そして、行政書士の資格は、誰でも挑戦することができます。
受験資格が不要です。
そこに夢がありますよね。
しかも一度合格すれば、資格に有効期限はありません。
行政書士会に登録すれば、いつでも行政書士になれます。
なので実は私も、いずれまた行政書士業をやる可能性はあります(自分の苦手ポイントを埋め合わせてくれるようなパートナーが見つかったら、とか考えてます)
向いてる人には非常に向いてると思うし、天職だと感じる人もいるはず。
ちょっとでも興味あるなら、取得しておいて損はないです。
一人でも多くの方が、行政書士という資格を手にできるよう願っております。
このサイトが、少しでもあなたの役に立てたら嬉しいです!
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