受験生
短期講座を受けたいんだけど、どのスクールの講座がいいんだろう?
この記事では、そんな疑問にお答えします。
まず最初に書いておきたいのが、
ということです。
なぜかというと、人は焦っているときほど判断ミスをしやすくなるからです。
また試験までの残り時間が短いと、途中で軌道修正するのも難しくなります(取りかえしがつきにくい)
とはいえ、そこまで講座選びに時間をかけていられないというのも本音ですよね…
そこでこの記事では、なるべく簡単に比較できるように、
- どんな短期講座があるか?
- どんなポイントで比較すれば間違いがないか?
- そもそも、短期間の勉強でも合格できるのか?
といったことを、まとめました。
試験合格者の筆者が、徹底的に解説していきます。
ぜひ参考にしていってください。
目次
- 行政書士試験は、短期間の勉強でも合格できる?
- 短期講座を比較するポイント5つ
- 行政書士の短期講座8つを一覧でチェック
- 伊藤塾の短期講座「速修生」
- アガルートの短期講座「速習カリキュラム」
- LECの短期講座「合格講座スタンダードコース」
- TACの短期講座「ベーシック本科生」
- クレアールの短期講座「スピードマスターSコース」
- 伊藤塾の短期講座「超スピードマスター講座」
- TACの短期講座「チャレンジ本科生」
- 資格スクエアの短期講座「森Tの4ヵ月合格講座」
- 短期で受かるためには、独学?スクール?
- まとめ
①カリキュラム
②講義時間
③解説の分かりやすさ
④サポート
⑤料金
・講義時間100時間超えの講座5つを比較する
・講義時間100時間以下の講座3つを比較する
行政書士試験は、短期間の勉強でも合格できる?
受験生
もしかしたら今あなたは、こういった不安を抱えているかもしれません。
たしかに、早い時期から始めた方が有利ですよね。
その分たくさん勉強できるわけで。
しかしだからといって、遅い時期からのスタートで受からないかといわれると、それは違います。
では、どうすれば短期でも合格できるのでしょうか?
短期で合格するにはどうすればいい?
短期合格のための対策は、以下2つです。
- 1日あたりの学習量を増やす(量)
- 学習効率を高める(質)
この両方、またはどちらかをやること。
そうすることで、短期間での合格は可能になります。
短期で行政書士に受かってる人は、いくらでもいる
実際に、短期間で行政書士試験に受かってる人はたくさんいます。
たとえば、各スクールの合格体験記を見てみてください。
体験記をみると、
「一年かけて勉強した」
「合格まで何年もかかった」
といった人もいますが、なかには
「半年の勉強で受かった」
といったような、短期合格者も意外といます。
またSNSやブログを見てみても、短期間での合格者たくさんいます。
そして実は私自身も、およそ6ヶ月という短期間の学習で合格しました(法律の勉強自体が初めての状態から)
そもそも行政書士試験は、司法試験や税理士試験とは違います。
「何年も勉強しないと受からない…」といった試験ではありません。
3ヶ月だろうと6ヶ月だろうと、行政書士試験なら合格することは十分に可能です。
短期講座を比較するポイント5つ
ということでここからは、短期間での合格へと導いてくれる「短期講座」についてみていきましょう。
まずは、講座を比較するポイントから。
ポイントは以下5つです。
比較ポイント
- 短期専用のカリキュラムなのか
- 講義の合計時間はどれくらいか
- 解説は分かりやすいか
- サポートは充実しているか
- 料金はいくらか
1つずつチェックしていきましょう。
比較ポイント①カリキュラム
まず1つ目は、カリキュラム。
これが何よりも大事です。
というのも、短期講座はスクールによってカリキュラムの作り方が異なるからです。
大きく分けると、以下2つの種類に分かれます。
- 通年の講座から一部を取りのぞいて、短期講座としている講座
- イチから短期専用の講座を作っている講座
これら、どちらを選んだ方がいいと思いますか?
答えは、後者です(上の画像のパターン2)
1つ目のパターン
まだまだ圧縮率が弱いです。
例えば、通年のカリキュラムから「文章理解」などのプラスアルファな講座を抜いただけ、といったものが多いんですね。
それだけだとメインとなるインプットの講座は通年のものと同じ。
何も圧縮されていません。
2つ目のパターン
こちらは、短期専用の講座をイチから作っているもの。
最初から速習用として作られているので、不要部分が徹底的に取り除かれています。
短期で受かるためには、ここが肝。
重要度の低いものをとにかく省いていく必要があります。
これができてないと、合格につながる「効率的な学習」なんて不可能です。
なので2つ目のパターンで作られているカリキュラムを選びましょう。
比較ポイント②講義の合計時間
続いて2つ目は、「講義の合計時間」です。
同じ「短期講座」という名前でも、どれだけ短時間なのかはスクールによって異なります。
なので、講義時間も要注目。
このとき気をつけたいのが、◯月スタートという表記。
スタート月で比較すると、選ぶべき講座をミスる可能性があります。
たとえば忙しい会社員と、自由時間が多い学生とでは、同じ月に学習をスタートさせても、充てられる学習時間は大きく異なってきますよね。
なので、あくまで「講義時間」の合計に着目しましょう。
アウトプットの時間も必要
また、スクールの講座は基本的に「インプット」にあたります。
なので「アウトプット」の時間も、別で確保する必要があります。
例えば、問題を解いたり、暗記したりする時間ですね。
どれくらいアウトプットの時間が必要かというと、インプットの2〜3倍くらいになります。
※インプット:アウトプット=3:7くらいが適切といわれているので(もちろん目安です)
たとえば、インプットの講義時間が100時間だとすると、アウトプットは200〜300時間くらいは必要ということ。
余裕を持ってアウトプットは300時間とすると、必要となる合計勉強時間は、
ということになります。
どれくらいの学習時間を確保できるのか?
つまり、短期講座を検討する際には、
「そもそも自分自身がどれくらいの勉強時間を確保できるのか?」
というのを把握しておかなければなりません。
まだ把握していない場合は、今ここで、ザっとでOKなので計算してみましょう。
※ちなみに次の行政書士試験日:2023/11/12まで、あと日です。
(現在)
計算できましたか?
その時間を覚えておいて、のちほど講座を比較する際に基準の一つとしてください。
比較ポイント③解説の分かりやすさ
続いて3つ目は、解説の分かりやすさです。
講師の解説がどれくらい上手いのか、これも非常に重要ですよね。
(ここだけの話、そこまで上手と思えない講師もいます…)
講師のスキルを見抜くポイントとしては、
- 難しい事柄でも、身近なもので例えて説明してくれるか?(分かりやすさ)
- 一方的に話すだけではなく、こちらに「問いかけ」をしてくれているか?(飽きさせない)
- パッションが感じられるか?(教えることへの熱意)
この辺りをチェックしましょう。
ほぼ全てのスクールで講座は体験(無料視聴)できるので、必ずみておきましょう。
比較ポイント④サポート
つづいて4つ目は、サポート制度です。
講義をしてくれる以外にも、どういったかたちのサポートをしてくれるのか?
これも気になりますよね。
具体的には、
- どうやって質問するのか?
- 相談できるのか(カウンセリングはあるのか)?
といった点です。
試験勉強は、そう簡単ではありません。
しかも短期間での合格を目指していくというのは、通常よりもハードです。
その分、途中でくじけそうになることも多いかもしれません。
そうなったときに、相談にのってくれたり、背中を押してくれる人がいるのかどうか?
短期で合格を目指していくには、この点も見逃せません。
比較ポイント⑤料金
最後5つ目は、料金つまり受講料です。
短期講座の相場は、10万〜20万円くらいですが、時期によっては割引キャンペーンがあったり、合格すれば全額返金といった特典があるスクールもあります。
料金が安ければいいというわけではないですが、他の条件がほぼ同じなら受講料が安い方を選びたいですよね。
それらの情報もチェックしておかないと、あとから知って後悔することになるかもしれません。
ということで料金もしっかり比較していきましょう。
行政書士の短期講座8つを一覧でチェック
では、行政書士の短期講座を実際にみていきましょう。
2023年11月現在、講座は全部で以下の8つ。
- 伊藤塾の「速修生」
- 伊藤塾の「超スピードマスター講座」
- アガルートの「速習カリキュラム」
- LECの「合格講座スタンダードコース」
- 資格スクエアの「森Tの4ヵ月合格講座」
- TACの「ベーシック本科生」
- TACの「チャレンジ本科生」
- クレアールの「スピードマスターSコース」
これら8つの短期講座は、
- 講義時間が100時間超え
- 講義時間が100時間以下
といった2つに大きく分けることができます。
なので、それぞれ分けて比較していきます。
講義時間100時間超えの講座5つを比較する
では比較していきましょう!
まずは講義時間が100時間超えの講座です。
表は、右にスクロールできます↓
伊藤塾 「速修生」 |
アガルート 「速習カリキュラム」 |
LEC 「合格講座スタンダードコース」 |
TAC 「ベーシック本科生」 |
クレアール 「スピードマスターSコース」 |
|
短期専用の カリキュラム |
|||||
講義時間 ※1 | 105時間 | 168時間 | 165時間 | 137.5時間 | 148時間 |
想定される 合計学習時間 ※2 |
420時間 | 672時間 | 660時間 | 550時間 | 592時間 |
解説の分かりやすさ | |||||
サポート制度 | |||||
料金(税込) | 188,000円 | 162,800円 130,240円 ※11/5まで |
189,000円 | 198,000円 | 108,800円 |
※1 インプット講義のみ
※2 アウトプットをインプットの3倍と想定した合計時間
まずカリキュラムが短期専用となっているのが、伊藤塾とアガルートのみ。
なので、この時点で2択に絞れます。
もし他の講座を選ぶとしたら、「どうしてもその講座を担当している講師から学びたい」といった場合くらいかなと。
のちほど、講義ごとに詳しくみていきます。
講義時間100時間以下の講座3つを比較する
つづいては、講義時間が100時間以下の3つの講座。
これらの講座は、講義時間がかなり少なくなっています。
なので、
受験生
といった場合に利用しましょう。
表は、右にスクロールできます↓
伊藤塾 「超スピードマスター講座」 |
TAC 「チャレンジ本科生」 |
資格スクエア 「森Tの4ヵ月合格講座」 |
|
短期専用の カリキュラム |
|||
講義時間 ※1 | 64時間 | 87時間 | 100時間 |
想定される 合計学習時間 ※2 |
256時間 | 348時間 | 400時間 |
解説の分かりやすさ | |||
サポート制度 | |||
料金(税込) | 98,000円 | 132,000円 | 69,300円 |
※1 インプット講義のみ
※2 アウトプットをインプットの3倍と想定した合計時間
3つとも、カリキュラムは短期専用のものとなっています(ここまで短期間に絞るとなると新たに作らざるをえないのかと)
ということで最も注目すべき比較ポイントは、解説の分かりやすさになります。
担当する講師の中でもっとも分かりやすいのは、ダントツで伊藤塾の「超スピードマスター講座」を担当している平林講師!
(ただ個人的な好みもあると思うので、自分自身でも必ず気になるスクールの講座は体験してみてくださいね)
講義時間100時間以下の講座の詳細へ→スキップ
伊藤塾の短期講座「速修生」おすすめ
ではここからは、スクールの講座ごとに詳細をチェックしていきましょう。
短期専用のカリキュラム | |
インプット講義時間 (答練や模試を除く) |
105時間 |
想定されるアウトプット時間 (インプットの3倍と仮定して計算) |
315時間 |
想定される合計学習時間 (インプット+アウトプット) |
420時間 |
解説の分かりやすさ | |
サポート制度 | |
料金(税込) | 188,000円 |
まずは伊藤塾の「速修生」
この講座は、5つの比較ポイントすべてにおいて優秀!
そもそも伊藤塾は、士業に特化した学校。
運営歴も長く、スクール自体の信頼も高いです。
速修生のカリキュラムは、短期専用!
こちらが速修生のカリキュラム↓
メインの講座となる「基礎力完成編」は、短期講座用のカリキュラムとして作られたものになっています。
ここまで徹底されているのは、伊藤塾のみ。
でもどうして伊藤塾のみなの?
短期用の講座をわざわざイチから作るって、時間も労力もかかりますよね。
だったら元からある講座を再利用したくなります。
しかし伊藤塾は違います。
なぜそこまでやれるかというと、
おそらく理由は、スクールの規模が大きく講師も多いからです。
伊藤塾は、行政書士講座担当の講師が何人もいます。
なので、講座ごとに講師をあてることができます。
その結果、講座の作り込みが他社と異なってくると。
短期講座もイチから作っているので、既にみたように他社の講座と比べて講義時間の圧縮率も違ってきます。
改めてチェック↓
講座名 | インプット講義時間 |
伊藤塾「速修生」 | 105時間 |
TAC「ベーシック本科生」 | 137.5時間 |
クレアール「スピードマスターSコース」 | 148時間 |
アガルート「速習カリキュラム」 | 168時間 |
LEC「合格講座スタンダードコース」 | 165時間 |
「速修生」が最短ですよね。
つまり、学習時間をイチバン抑えることができるということです。
速修生の3つのポイント
こちらは担当の坂本講師による、「速修生」のポイント解説です↓
ポイント3つ
- 合格に向けた学習は、このカリキュラムのみでOK(追加で講座を取る必要なし)
- 出題予想にも力入れている
- 理解を重視した講義(理解:記憶=8:2というイメージ)
伊藤塾は、いかに法律を本質的に理解していくかというのをすごく大事にしているスクール。合格後に行政書士として仕事をしていくつもりなら伊藤塾はうってつけ。実務でも通用する「法律の理解力」を授けてくれます。
速修生のサンプル講義(憲法)
実際に「速修生」は、どんな感じで講義が進むのか?
こちらのサンプル動画で確認できます↓
伊藤塾のサポート制度
質問 | フォーム(1日1件まで/回答は7日以内) |
カウンセリング | あり |
伊藤塾は質問だけでなく、カウンセリングも受けられるのがポイント。
学習スケジュールの相談など、いろんな悩みを相談できます。
これが挫折防止に役立つんですよね。
ちなみにカウンセリングが受けられるのは、伊藤塾のみです。
伊藤塾では、開業後に役立つ人脈もつくれる
伊藤塾には、「秋桜会」と呼ばれるOBOG会があります。
こんな会があるのも、伊藤塾のみ。
速修生を利用すると、無料で入ることができます。
詳しくは→秋桜会
伊藤塾「速修生」の合格体験談
伊藤塾の「速修生」が向いてる人
伊藤塾の「速修生」が向いてる
- 確保できる勉強時間が、最大で500時間くらいの人
- しっかりサポートを受けながら勉強したい人
- 合格後すぐ開業する予定がある人(そのための人脈を作っておきたい)
アガルートの短期講座「速習カリキュラム」おすすめ
短期専用のカリキュラム | |
インプット講義時間 (答練や模試を除く) |
168時間 |
想定されるアウトプット時間 (インプットの3倍と仮定して計算) |
504時間 |
想定される合計学習時間 (インプット+アウトプット) |
672時間 |
解説の分かりやすさ | |
サポート制度 | |
料金(税込) | 162,800円 130,240円 ※11/5まで |
受験生
という場合は、さきほどの伊藤塾よりアガルートがおすすめ。
速習カリキュラムのカリキュラム
こちらがアガルートの速習カリキュラム↓
ということで、
- 民法→通年の講座と同じ
- 行政法→通年の講座と同じ
- 憲法・基礎法学→短期専用
- 商法法→通年の講座の一部
- 一般知識→通年の講座と同じ
といった感じで、一部の講座が短期専用に作られたものとなっています。
行政書士試験において配点の高い「民法」「行政法」は通年のコースと同じ量です。
なので講義時間も168時間。
通年コースと比べるとだいぶ圧縮されてはいますが、さきほどの伊藤塾の速修生と比べるとややボリューミー。
カリキュラム内容についてさらに詳しくは、以下の動画も参考にしてください↓
アガルート「速習カリキュラム」のサンプル講義(民法)
速習カリキュラムのサンプル動画で確認できます↓
担当する豊村講師は、解説が非常に上手。
アガルートのサポート制度
質問 |
アガルートの質問システムは、Facebookを用います。
Facebookの非公開グループに参加して質問するカタチなので、普段Facebook使ってない方はちょっとだけ面倒に感じるかも(ただ他の受講生の質問も見れることになるので、その点は勉強になって良いかと)
アガルートは、全額返金の特典あり!
アガルートには、合格すると受講料の全額が返金されるという特典があります。
例えば16万円の受講料だとしたら、16万円がまるまる返ってるということ。
すごいですよね…
ただし、合格者インタビューとかに出演するといった条件はあります。
詳しくは以下の記事も参考にしてください↓
【デメリットあり】アガルート行政書士の評判は?15個の口コミを元に検証!
アガルート「速習カリキュラム」の合格体験談
アガルートの「速習カリキュラム」が向いてる人
アガルートの「速習カリキュラム」が向いてる
- 勉強時間を500時間以上確保できる人
- 豊村講師の解説で学びたい人
- 全額返金にかけたい人
LECの短期講座「合格講座スタンダードコース」
短期専用のカリキュラム | |
インプット講義時間 (答練や模試を除く) |
165時間 |
想定されるアウトプット時間 (インプットの3倍と仮定して計算) |
495時間 |
想定される合計学習時間 (インプット+アウトプット) |
660時間 |
解説の分かりやすさ | |
サポート制度 | |
料金(税込) | 189,000円 |
LEC「合格講座スタンダードコース」のカリキュラム
こちらが合格講座スタンダードコースのカリキュラム↓
通年で利用する「パーフェクトコース」から、
一部の講座を取り除いたカタチです。
LEC「合格講座スタンダードコース」のサンプル講義
LECのサンプル講義は、YouTubeで視聴できません。
公式サイトにて視聴できます→LEC東京リーガルマインド
LECのサポート制度
質問 | オンラインシステム |
LECでは、オンラインシステム「OnlineStudySP」の「教えてチューター」という機能を使って質問します。
LECの「合格講座スタンダードコース」が向いてる人
LECの「合格講座スタンダードコース」が向いてる
- LEC講師陣から学びたい人
TACの短期講座「ベーシック本科生」
短期専用のカリキュラム | |
インプット講義時間 (答練や模試を除く) |
137.5時間 |
想定されるアウトプット時間 (インプットの3倍と仮定して計算) |
412.5時間 |
想定される合計学習時間 (インプット+アウトプット) |
550時間 |
解説の分かりやすさ | |
サポート制度 | |
料金(税込) | 198,000円 |
ベーシック本科生のカリキュラム
こちらがベーシック本科生のカリキュラム↓
通年で利用する「プレミアム本科生」から、
一部の講座を取り除いたカタチです。
ベーシック本科生のコース説明動画
TACのサポート制度
質問 | オンラインシステム |
TACでは、「i-support」というシステムを用いて質問できます。
TACの「ベーシック本科生」が向いてる人
TACの「ベーシック本科生」が向いてる
- 担当する神田講師から学びたい人
クレアールの短期講座「スピードマスターSコース」
短期専用のカリキュラム | |
インプット講義時間 (答練や模試を除く) |
148時間 |
想定されるアウトプット時間 (インプットの3倍と仮定して計算) |
444時間 |
想定される合計学習時間 (インプット+アウトプット) |
592時間 |
解説の分かりやすさ | |
サポート制度 | |
料金(税込) | 108,800円 |
スピードマスターSコースのカリキュラム
こちらがスピードマスターSコースのカリキュラム↓
通年で利用する「中級コース」から、
一部の講座を取り除いたカタチです。
スピードマスターSコースのサンプル講義(民法)
講義のサンプル動画はこちら↓
クレアールのサポート制度
質問 | メールまたはFax |
クレアールの「スピードマスターSコース」が向いてる人
クレアールの「スピードマスターSコース」が向いてる
- 担当する竹原講師から学びたい人
伊藤塾の短期講座「超スピードマスター講座」おすすめ
さてここからは、講義時間100時間以下の短期講座です。
まず1つ目は、伊藤塾の「超スピードマスター講座」
短期専用のカリキュラム | |
インプット講義時間 (答練や模試を除く) |
64時間 |
想定されるアウトプット時間 (インプットの3倍と仮定して計算) |
192時間 |
想定される合計学習時間 (インプット+アウトプット) |
256時間 |
解説の分かりやすさ | |
サポート制度 | |
料金(税込) | 98,000円 |
超スピードマスター講座のカリキュラムは、短期専用!
こちらが超スピードマスター講座のカリキュラム↓
残り期間が短いと、いかに範囲を圧縮するかが肝!
この超スピードマスター講座では、士業予備校として歴史の長い「伊藤塾」が徹底的に、勉強内容を絞りきってくれています。
行政法を担当する、藤田講師↓
そしてコチラが民法などを担当する平林講師↓
伊藤塾のサポート制度
質問 | フォーム(1日1件まで/回答は7日以内) |
カウンセリング | あり |
さきほどの速修生でお伝えした通り、伊藤塾は、質問だけでなく、カウンセリングも受けらます。これは超スピードマスター講座でも同じ。
さらに、カリキュラムにも載っている通り、「オンライン質問会」といったものもあります。
伊藤塾のサポートはやはりダントツ。
伊藤塾の「超スピードマスター講座」が向いてる人
伊藤塾の「超スピードマスター講座」が向いてる
- 確保できる勉強時間が、300時間以下の人
- しっかりサポートを受けながら勉強したい人
- 合格後すぐ開業する予定がある人(そのための人脈を作っておきたい)
この講座のレビューは、こちら↓
伊藤塾の行政書士「超スピードマスター講座」ってどうなの?【評判レビュー】
TACの短期講座「チャレンジ本科生」
短期専用のカリキュラム | |
インプット講義時間 (答練や模試を除く) |
87時間 |
想定されるアウトプット時間 (インプットの3倍と仮定して計算) |
261時間 |
想定される合計学習時間 (インプット+アウトプット) |
348時間 |
解説の分かりやすさ | |
サポート制度 | |
料金(税込) | 132,000円 |
TACの「チャレンジ本科生」のカリキュラム
こちらがチャレンジ本科生のカリキュラム↓
TACのサポート制度
質問 | オンラインシステム |
TACでは、「i-support」というシステムを用いて質問できます。
チャレンジ本科生のコース説明動画
こちらの動画で確認できます↓
TACの「チャレンジ本科生」が向いてる人
TACの「チャレンジ本科生」が向いてる
- 担当する佐藤講師から学びたい人
資格スクエアの短期講座「森Tの4ヵ月合格講座」
短期専用のカリキュラム | |
インプット講義時間 (答練や模試を除く) |
100時間 |
想定されるアウトプット時間 (インプットの3倍と仮定して計算) |
300時間 |
想定される合計学習時間 (インプット+アウトプット) |
400時間 |
解説の分かりやすさ | |
サポート制度 | |
料金(税込) | 69,300円 |
森Tの4ヵ月合格講座のカリキュラム
こちらが森Tの4ヵ月合格講座のカリキュラム↓
だいぶシンプルです。
森講師の講義の様子はこちら↓
資格スクエアのサポート制度
質問 | オンラインシステム |
資格スクエアでは「ワンクリック質問機能」といって、講義画面にあるボタンからすぐに質問することができます。
また月1回、ZOOMにて森講師との相談会が実施されます。
資格スクエアの「森Tの4ヵ月合格講座」が向いてる人
「森Tの4ヵ月合格講座」が向いてる
- 森講師から学びたい人
短期で受かるためには、独学?スクール?
ということで、ここまで短期講座について見てきました。
しかし、もしかしたら、
受験生
という人もいるかもしれません。
ということで、独学とスクール、それぞれどんな人が選ぶべきなのか、これもチェックしていきましょう。
独学とスクールの選択は、予算と時間次第
まず独学とスクールの選択は、
- どれくらいお金を捻出できるのか(予算)
- どれくらい勉強のための時間を作れるのか
この2つ次第です。
と仮定すると、
予算はないけど、時間はある場合 | 独学 |
予算はないし、時間もない場合 | 来年の試験を狙う |
予算はあるが、時間がない場合 | スクール |
予算はあるし、時間もある場合 | 独学スクールどちらでも |
最適な勉強方法は、こうなります。
ちなみに私は、1つ目のパターンだったので「独学」でした。
まさに、お金はないけど時間は作れるという状況だったんですね…(当時はアルバイトという身分だったので、試験一ヶ月前はまるまる勉強できた)
(詳細→【行政書士の独学】半年で一発合格した勉強法【ガチ体験記】)
予算も時間もない場合は、来年の試験を狙うという身もふたもない選択肢になっていますが、やはりこれは避けられないかなと。法律の学習経験がある、勉強が得意という人でない限り、予算か時間のどちらかをかけないとさすがに厳しいかと。
スクール講座を利用した方が効率的
4つのパターンで勉強方法を出しましたが、なかには微妙なラインの人もいると思います。
もし迷うようなら、スクールを選ぶことをおすすめします。
なぜかというと、どう考えてもスクールの講座を利用した方が効率がいいので。
お金をだして利用するので当たり前といえば当たり前ですが…
もちろん、スクールにせよ独学にせよ、問題演習(アウトプット)はたくさんやる必要があります。そこは手を抜けません。
しかし、「インプット」には違いが生まれます。
スクールの講座を利用することで、インプットの効率は高めることができるんですよね(市販のテキストでインプットするより、プロの解説を聞きながらインプットした方が効率がいいのは想像できるかと)
インプットの効率があがれば、学習全体の効率は上がります。
当然その分、合格が近づきます。
それから、短期講座を利用すると、通年の講座より受講料が安いというメリットもあります。短期の学習で合格すると、コスパ良いですよね。
まとめ
最後に、確保できる勉強時間ごとのオススメをまとめます。
・確保できる勉強時間が400時間以下:伊藤塾の「超スピードマスター講座」
・確保できる勉強時間が400〜500時間:伊藤塾の「速修生」
→伊藤塾の公式サイト
・確保できる勉強時間が500時間以上:アガルートの「速習カリキュラム」
→アガルートの公式サイト
となります。
とはいえ、そう簡単には決めきれないかもしれません。
そういう場合は、慌てずにまずは気になるスクールに資料請求してパンフレットなどを取り寄せてみましょう(無料です)