お悩み
こんな疑問にお答えします。
行政書士試験に合格したのはいいものの、実務のやり方って謎ですよね。
ほとんど想像がつかない…って人も、多いんじゃないでしょうか。
でも安心してください、誰だって最初は何もわかっていません。
私も、チンプンカンプンでした。
しかし、勉強すれば必ずできるようになります。
とうことで本記事では、行政書士実務の勉強方法を5つご紹介していきます。
そして、それぞれの学び方のメリット・デメリットも解説していきます。
目次
そもそも開業前に、何を勉強しておけばいい?
行政書士事務所の開業に向けて、勉強しておくべきことは、大きく2つあります。
それは、
- 実務
- 集客
この2つ。どちらも必須です。
実務に関して、開業前に勉強しておくべきこと
まずは、実務ですよね。
どういった手順で、どのような書類を作成するのか、そういったことを勉強しておくべき必要があります。
具体的に言うと、
- 関連する条文、判例
- 書類作成の手順
- 書類作成における注意点やコツ
といったことを勉強します。
集客に関して、開業前に勉強しておくべきこと
そして次は、集客です。
もともと営業マンであるとか、マーケティングの仕事をしていたという人以外は、集客についての勉強はマストです。
というのも個人で開業する場合、自分でお客さんを見つけないといけません。
事務所を開けば、お客さんから来てくれるというような甘い世界ではないのです。
ということで具体的には、
- 集客方法(オンライン、オフライン)
- 面談のやり方(面談の流れ、お客様への説明方法など)
などを勉強します。
行政書士の実務・集客を勉強する方法は5通りある
そして、これらを勉強するには、以下の5つの方法があります。
それぞれに、メリット・デメリットがあります。
一つずつ見てみましょう
①書籍で勉強する
まず1つ目の勉強方法は、書籍です。
本屋さんやAmazonで、本を仕入れてきます。
実務についても、集客についても、本はたくさん出版されています。
私も合格後、開業するのかどうかまだ決めきれていない時期に、こういった本を買って勉強してました。
例えば、実務だとこういった本とか↓
また集客や事務所経営に関しては、以下のような本も↓
他にも、電子書籍や雑誌なども買いました。
書籍で勉強するデメリット・メリットは、以下の通りです。
デメリット
- 本の内容に分からないことがあっても、質問できない
- 最新の出版物でないと、情報が古い可能性がある
- そもそもテキストだけだと、理解が難しいものがある
メリット
- あまりお金がかからない
本は、たくさん買い込んでも数万円くらいですむし、簡単に手に入るので最も取りかかりやすい勉強方法です。学べることもたくさんあります。
しかし、読んでると次から次へと出てくる疑問を解消できないのが、歯がゆい点。
なので書籍だけだと、どうしても不安が残ります。
②既存の事務所や法人で勉強する
次2つ目の勉強方法は、既存の事務所や法人で勉強するという方法ですね。
一回だれかの下で働いて、そこで勉強しちゃおうという話です。
私も最終的には、この方法をとりました。
この方法で勉強するデメリット・メリットは、以下の通りです。
デメリット
- インプットの効率が悪い
- 意外と勉強にならない可能性もある
- 開業まで時間がかかる
- そもそも求人数が少ない
- 業務ジャンルが限定される
メリット
- お金がかからない
- 生々しい経験や情報が手にはいる
- 実践で勉強できる
私は運良く士業法人に採用されましたが、行政書士の募集数ってかなり少ないですよね。
なのですべての人におすすめできる方法ではありません。
また、リアルな現場で学べるのでスグに使える知識が身につきますが、効率がイイ勉強方法かと言われるとそうでもない気がします。
というのもやはり、「従業員」となると、業務と関係ない下っ端的な仕事をやらされることもあります。そして例えば、私の場合は「実務」と「集客」のどちらも携わることができましたが、同僚の行政書士には、集客にノータッチの人もいました。
あと辞めるときは競合になったりするのも、意外と面倒な点だったり。。
③行政書士会のセミナーで勉強する
次3つ目の勉強方法は、行政書士会で勉強する方法ですね。
行政書士会に入ると、研修があったり、無料で観れるセミナー映像がたくさんあります。
私は、これも結構利用しました。昼休みに見て勉強したりしてました(真面目)
でも正直すべてのセミナーが役に立ったかと言われると、そうでもなかった気がします…というのもやはりそのセミナーでマネタイズしてるわけではないので、そんなに説明が上手い人ばかりではないんですよね。
そして集客に関しての講義もありましたが、そこまで数も多くありません。
行政書士会のセミナーで勉強するデメリット・メリットは、以下の通りです。
デメリット
- 行政書士会に入ってからでないと見れない
メリット
- 追加料金が不要
- 様々な業務のセミナーがある
この勉強方法は、行政書士会に入会してからでないと使えないのがデメリット。
④資格学校の実務講座で勉強するおすすめ
そして4つ目は、資格学校の実務講座で勉強するという方法です
資格学校というのは、伊藤塾やTAC、アガルートなどですね。
これだと、行政書士会に登録する前から利用できます。
資格学校で勉強するデメリット・メリットは、以下の通りです
デメリット
- お金がかかる
メリット
- 幅広い業務ジャンルをインプットできる
- 解説が分かりやすいことが多い
- 人脈を作ることができる
- 相談できる
- 合格後スグに利用できる
資格学校の場合、有料で売っているので、質を高めないと売れません。
なのでその分、クオリティが高くなります。
もし自分が一から勉強するとしたら、この「資格学校の実務講座」を利用します。
どう考えても、最も効率がいいので。
特にイイなと思ったのが、伊藤塾。
伊藤塾の実務講座は、
- 人気の業務を、網羅的に学べる(法人設立、許認可、建設、相続、国際業務など)
- バリバリ現役の行政書士が講師として教えてくれる
- 「集客」に関する講座もある
- 人脈をつくる機会もある(懇談会)
- カウンセリングを受けることができる(相談できる)
という感じで、万全の体制なんですよね。
実際に行政書士の実務講座5社を比較してみましたが、伊藤塾の講座がダントツで優秀でした。
⑤行政書士個人の講座で勉強する
最後5つ目は、行政書士が個人的に開いている「実務講座」です。
実務をやりつつ、新人行政書士にノウハウを教えている人が結構います。ただ、憧れの行政書士がいるといった場合は見つけやすいですが、そういう存在がいない人はなかなかどの行政書士のものがいいか分からないと思います。正直、講座のクオリティは資格学校のように保証されていないので、当たりハズレは大きいかと。
そして、個人のものは、かなりイイお値段です…
ということで、民間や行政書士個人の実務講座で勉強するで勉強するデメリット・メリットは、以下の通りです。
デメリット
- 料金が非常に高い
メリット
- 人脈が作れる可能性あり
行政書士の実務勉強方法まとめ
ということで以上、行政書士の実務の勉強方法5つを紹介しました。
実務講座を受けるとなると、お金がかかります。
そうなると躊躇してしまう人もいるかもしれません。
しかし行政書士業界は、情報量の勝負でもあります。
情報量が多いほど、稼ぐのには有利です。
なのでそこは躊躇せず、コストかける価値があるかなと思います。
どんな手段が自分にあってるかまだ分からないという人は、まずはイチバン効率よく学べる「資格学校の実務講座」について資料を取り寄せてみることをオススメします(無料なので)
実務講座の比較は、以下の記事を参考にしてください↓