行政書士試験に向けて勉強してるけど、モチベーションが落ちてきた…
どうすれば、モチベーションって上げられるんだろう?
そんな風に、悩んでいませんか?
先に結論から言ってしまいましょう。
あなたに必要なのは、以下3つです。
- 習慣化する
- 誘惑を断ち切る
- 学習時間を記録する
私は、2016年の行政書士試験に独学一発で合格しました。
しかし合格に至るまでは、とにかく苦しみました…
勉強を継続させる方法については、たくさん試行錯誤してきた人間です。
そんな受験時代、私を支えたのは、上記3点といっても過言ではありません。
どれも当たり前のように見えるかもしれませんが、本当に重要なことです。
ということで本記事では、詳しく解説していきます。
5分くらいで読めるはずなので、忙しいと思いますがどうぞ最後まで読んでいってください。
この記事を読めば、行政書士試験合格に向かって、まっすぐ進めるようになるはずです。
目次
モチベーションとは、勉強をスタートさせる力
まず、そもそもモチベーションとは何でしょうか?
似た言葉に「やる気」というのもありますよね。
あなたは、モチベーションとやる気、これらの違いを明確に言えますか?
どちらも似たニュアンスで使われることが多いですが、厳密には以下のように分けて考えられます。
やる気:行動を継続させるための力
図にすると、こんな感じ↓
もっとわかりやすく言うと、
やる気:勉強を続けるための力
ということになりますね。
そして今回取り合えげるのは、モチベーション、つまり「勉強を始めるための力」になります。
「勉強やらなきゃ…」って頭では思ってるけど、どうしても机に向かうことができない…
そんな風に悩んでる人は、まさにこのモチベーションの部分で悩んでいる状態ですね。
では、こんな時はどうすればいいのでしょうか?
行政書士試験に向けた、こんなモチベーションの上げ方は避けるべし
モチベーションを上げるためによく言われるのが、以下のようなやり方です。
- 行政書士試験を受ける「目的」を思い出そう
- 合格体験記を読もう
- 行政書士のドラマを見たり、漫画を読もう
確かに、これらも間違ってはいません。
こういったことをすれば直後はモチベーションも高まり、机に向かいやすくなります。
しかし、これらは「ちょっと非現実的なんじゃないかな…」と、私は考えています。
少なくとも、私にはあまり意味がなかったです。
まず、自分の「目的」を思い出しても、そこまでもモチベーションが高まらない人だっていますよね。
というか、「目的」が自分を奮い立たせてくれるほどにアツいものなら、そもそもモチベーションに悩んでないと思います。
そして、合格体験記を読んだり、行政書士のドラマや漫画で刺激をもらうっていうのは、けっこう時間をとられます。
時々ならあまり問題ないですが、頻繁にとなるとちょっと時間のムダです。
ということで、これらの方法は非現実的だと私は考えます。
じゃあどうすればいいのでしょう?
行政書士試験に向けて、モチベーションを高めるための3つの方法
答えば、冒頭で述べた、
- 習慣化する
- 誘惑を断ち切る
- 学習時間を記録する
これら3つの実践です。
①習慣化する
毎日しっかり机に向かうために、まず避けて通れないのが習慣化です。
これが何よりも大事です。
本当に超大事なので、3回くらい声に出して言ってみましょう。
「習慣化が、何よりも大事」
「習慣化が、何よりも大事」
「習慣化が、何よりも大事」
はい、OKです。
ちなみに残りの2つの、
- 誘惑を断ち切る
- 学習時間を記録する
これらは、「習慣化」を補強するための方法になります。
習慣化とは
習慣化とは、「それをやらないと気持ち悪い」と感じるところまで持っていくということです。
例えば、あなたも寝る前に歯を磨きますよね?
歯を磨かないと、気持ち悪いはずです。
それは「歯磨き」が「習慣」になっているからなんですね。
勉強も、それと同じレベルの習慣にしてしまうことです。
そうすれば「勉強しないと、なんか気持ち悪い…」という状態にまで、もっていけます。
でも習慣化って大変じゃない?
そんな簡単にできないよね?
そう思うかもしれません。
確かに簡単ではありません。
しかし、コツはあります。
今回は、私が確信を持っているコツを2つ紹介しましょう。
習慣化のコツ
まず1つ目は、既存の習慣にくっつけるという方法。
例えば夕飯を食べ終わったら勉強する、といったものです。
シンプルに言えば、学生時代のような「時間割」を作ってしまうということです。
これが最強です。
時間割を守るためには、規則正しい生活が必要不可欠になります。生活が不規則になってしまっている人は、まずはそこから見直していきましょう。
習慣化の2つ目のコツは、最初の3週間は何があってもサボらないというもの。
この期間は、まだ習慣化ができていないので、簡単にサボりやすくなります。
なのでそこは意識的にサボらないと決める。
これを守ってください。
そして3週間サボらずに続ければ、もうほぼ習慣化ができ上がっています。
歯磨きレベルに至るまでには、まだ時間は必要ですが、それでも以前よりずっとラクに机に向かうことのできるでしょう。
習慣は続ければ続けるだけ、強固なものになっていきます。
習慣化できれば、誰かの合格体験記を探し出す必要もありません。
目標はなんだったっけ?と、わざわざ考える必要もありません。
とにかく自分の毎日に、「勉強タイム」を埋め込んでしまうのです。
どうしても勉強できない事態が発生したとき
しかし、人生色々なことが起こります。
どうしても普段通りにいかない日もでてきます。
例えば、
- 風邪をひいて寝込んでしまった
- どうしても残業を断れず、ヘトヘトの状態で帰ってきた
- 彼女にフラれて絶望してる
こういった状況ですね。
どうしても不可能な場合はもはや仕方ないですが、もし5分は何とかなるというなら、頑張って5分はやりましょう。
実は、これが非常に大事なんですよね。
というのも人が心折れる瞬間というのは、サボってしまって自己嫌悪に陥るときです。
なのでサボったという事実を作らないことが、とにかく重要なんですね。
5分でも勉強しておくと、継続していることになるので、翌日もまた続けることが容易になります。
なので、なるべく5分でもいいので勉強して、サボる日を作らないようにしましょう。
②誘惑を断ち切る
さてでは、2つ目の「誘惑を断ち切る」という方法に、話を移しましょう。
①の習慣化ができるようになっても、邪魔が入ると困ってしまいます。
なので、あらかじめ誘惑を断ち切っておくことも非常に重要です。
当たり前のような話ですが、人間ってのは自分に甘いので、意外とこれをやっていない人も多いはず。
例えば、ゲーム好きなら、思い切ってゲームは捨てましょう。
アプリゲームなら、削除です。
SNSばかり見てしまう人は、スマホからアプリを消しましょう。
テレビばかり見てしまうという人は、テレビのコンセントを抜いておきましょう。
そして、簡単に見れないように、布で覆ったりしてガムテープで止めちゃうとか、何かしら対策をしておきましょう。
また自宅で学習すると、どうしても誘惑から逃れられないという場合は、外でやりましょう。
私は自宅以外に、図書館を利用しまくりました。
最近は、コロナの問題があるので外での学習はなかなか難しいかもしれません。そういう場合は、やはり自宅の中の誘惑を徹底的に排除していくしかないですね。もし空間をアレンジできるなら、隔離されたような「勉強スペース」をガッツリつくるのもアリですね。
そこまで厳しくしなくても…と思うかもしれませんが、ここは厳しくやる必要があります。
なぜなら人間の意志は弱いから。
自分を過信してはいけません。
なので、あらかじめ誘惑を断ち切りましょう。
未来の自分を助けてあげてください。
③学習時間を記録する
そして最後3つ目は、自分の努力を見える化しようという話です。
勉強した時間を、記録してください。
ノートに書くでも、アプリを使うでもなんでもOKです。
私はこんな感じで、evernote(メモアプリ)にメモしていました↓
自分の努力を見える化することで、
「自分、ちゃんと前に進んでるんだな」
と実感できて、自信がつきます。
自信がつくと、毎日机に向かいやすくなります。
えーでもこれまで記録してこなかったし、今から記録しても意味ないんじゃない?
そんな風に思うかもしれませんが、途中からでも意味あります。
私自身、途中から記録し始めましたが、バッチリ効果がありました。
行政書士試験に向けたモチベーションの高め方、まとめ
ということで最後、まとめます。
行政書士試験に向けて、モチベショーションを高めるためには、
- 習慣化する
- 誘惑を断ち切る
- 学習時間を記録する
これら3つをやりましょう。
いきなり3つは無理という場合は、まずは1と2だけでもOKです。
とにかく、「習慣化が大事」ということを忘れないでください。
というか、習慣化できない限り、合格できないと思ってた方がいいです。
もしかしら「ちょっと大変そうだなあ」と思ったかもしれません。
しかし、実践してみるとわかりますが、習慣化はそこまで難しいことでもありません。
むしろ、取り入れないともったいないレベルで誰でもできることです。
実践しても損することは1つもないので、ぜひ今日から実践してみてくださいね!