お悩み
自分には無理かなぁ?
そんな風に、悩んでいませんか?
実は私も、行政書士の勉強を始めるまでは、けっこうビビってました。「そもそも法律なんて勉強したことないし…無謀かな…」と、ちょっと腰が引けてました。
しかしなんとか一歩踏み出し、そこから約6ヶ月勉強した結果、一発で合格することができました。
その経験から、今では、
という風に考えるようになりました。
ありがたいことに、この試験は、努力がしっかり報われる試験です。
なので、あなたも諦める必要はありません。
実際に、おそらくあなたが思っているよりも難しい試験ではないのです。
ということで本記事では、私が行政書士試験を難しい試験ではないと考える理由を、3つ解説していきます。
目次
行政書士を、他の6つの資格と難易度で比較してみる
行政書士の試験は、「士業」の資格の中では、もっとも易しいと言われています。
おそらく世間で認識されている難易度は、
という順番でしょう。私も、これに異論はありません。
宅建との比較
あとよく宅建とも比べられますが、
という感じで、「行政書士試験は、宅建よりは難しい」という意見が多いようですね。
簿記3級との比較
ちなみにですが、私は資格試験というものを体験するため、行政書士受験と同じ年の春に「簿記3級」を受けてみました。
これに関しては、
という感じでしたね。難易度の差は、月とスッポンという印象。
行政書士が難しすぎる資格ではない3つの理由
宅建などに比べると難しいと考えられているようですが、実際のところ「行政書士試験が難しすぎる」ということはありません。
私がそう考える根拠は、以下3つです。
- 範囲が膨大なだけだから
- 合格率10%は、あまり当てにならないから
- 法律初学者の自分でも合格したから
1つずつ詳しく解説していきます。
①範囲が膨大なだけだから
まず、1つ目の理由は、範囲が膨大なだけだからです。
行政書士試験の試験科目は、
- 基礎法学
- 憲法
- 民法
- 行政法
- 商法
- 一般知識
と、かなり広くなってます。
この試験の一番のポイントは、内容が難しいというより、範囲が広いことなんです。そこが多くの人が「大変だ…」と感じるポイントなんです。
決して、「内容が難しすぎる…」というわけではないのです。
もちろん、理解するのに時間がかかるポイントもあります。とくに民法とか。
しかしだからといって、ものすごく複雑な思考を必要とするものではありません。
ただ、出てくる単語が聞きなれないものが多いので、「難しすぎる…」と感じてしまう可能性はあります。例えば、以下の講義を見てみてください。言ってることは難しくないのですが、登場するワードに知らないものが多いと、難しく感じますよね。
しかし、これは一つ一つの言葉の意味を知っていくことで解決します。
やっぱり一番のポイントは、範囲の広さです。
それが受験生のやる気を奪うのです。。
私は基礎部分のみに絞って勉強したので、だいぶ量は減らせていたはずですが、それでも「範囲広すぎでしょ…」って滅入ってました。。ベーシックな部分だけでも、すべてをカバーしていくのは、とにかく大変なんです。
しかしこれは裏を返せば、「しっかり時間を割けば解決する」ということですよね。
行政書士試験に向けた勉強法
ちなみに行政書士試験に向けた勉強は、シンプルに言ってしまえば、以下の3ステップです。
この段階で、いろんな問題を解きつつ、行政書士試験の出題傾向をつかんでいくというイメージ。
最も重要なのは、条文と判例を「深く根本から」理解すること。
そうすれば様々な応用問題にも対応できます。
とはいえ、それは簡単にやれるものではありません。市販のテキストのみではそこまで深く理解できないものも出てきます。
なので多くの人が、そこを補うために「通信講座」などのスクールを利用するんだと思います。
②合格率10%は、あまり当てにならないから
さてでは、行政書士試験が難しくない理由2つ目。
それは合格率10%は、あまり当てにならないからです。
行政書士試験の合格率は、平均すると10%くらいです。この「10%」という数字を聞くと、「うわ、やっぱ難しすぎるんだな…」って思ってしまいますよね。
しかしこの数字はあまり鵜呑みにしなくていいんじゃないかな、と。
というのも行政書士試験って、誰でも受けることのできる試験です。そうなると、軽い気持ちで申し込んでる人も一定数いるということです。そういう人がいれば、それだけ合格率も下がります。
また、伊藤塾の平林講師が以下の動画で話されてますが、例年模試を受ける人って10,000人ほどらしいんですね(大手4社を合算すると)
真剣に試験対策をしている人は、ほぼ全員模試を受けるので、この10,000人という数字は「ガチで勉強している層」だと予想できます。
そして、合格者数は毎年5,000人くらい。
なので、実際の合格率って50%くらいなんじゃないの?と。
そう考えると、ちゃんと勉強している人の半分くらいは合格してると考えられますね。
つまり、合格率10%にビビる必要はないということです。
これを考えると、通信講座を利用した人の合格率が、高いのもうなずけます。
例えば2019年の合格率は、フォーサイトは40%以上、アガルートは70%以上となってます。
③法律初学者の自分でも合格したから
最後、3つ目の理由は、法律初学者の自分でも合格したからです。
私は、法学部卒ではありません。
一応大学は出てますが、一浪です…
しかも記録力もあんまり良くありません。
なので、決して優秀な人間ではないんです(自分で言ってて悲しいですが…)
そんな私でも、半年の独学で一発で合格しました。この自分の経験を考えても、そこまで難易度の高い試験ではないと考えられます。
ちなみに、もし通信講座とかを利用してたら、もっと短期間で合格できたと思います。それはちょっと遠回りしたことを後悔してます…
私が合格できた一番の理由は、
これなんじゃないかなと思っています。
行政書士試験は、正しく努力すれば必ず合格できる
行政書士試験は、正しい方法で、しっかり継続していけば、確実に努力が報われる試験です。
人生努力しても報われないことが多いですよね。
それに比べると、ちゃんと結果が出るという、ある意味すばらしい仕組みです。
誰でも1年くらい頑張れば、国家資格が手に入るってのは、なかなかスゴいですよね…
何度も言うようですが、行政書士試験は、とにかく範囲が膨大だけです。
だからしっかり時間をかけてやっていけば、合格できます。
あとは、やるかどうか。
人生を変えるために、「よし、いっちょやってみるか」と決心できるか、それだけです。
効率よく勉強していくなら、講座の利用がオススメ
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