受験生
そんな風に、気になってますか?
資格スクエアの行政書士の通信講座は、オンライン完結型。
スマホ1つで受講できます。
また、AIや脳科学といったものも駆使しているという、資格スクエア。
それもあってか資格スクエアを猛プッシュしてるサイトとかもあるのですが、、、本当にそんなにいいの?と気になります。
実際のところ、どうなのでしょう?
気になった私は、真相を探るべく、実際に講座を体験してみました。
ちなみに私は、行政書士試験の合格者です。資格スクエアの講座がお金を払うに値するのかどうか、自分の経験をもとに冷静にチェックしてみたいと思います。
資格スクエアを使うか迷ってる人は、ぜひ参考にしていってくださいね。
この記事のレビューは、以前リリースされていた講座のものです。2023年現在リリースされている森講師の講座ではないのでご注意ください。
目次
資格スクエアについて、ザックリと確認
まず、資格スクエアについてザッと確認。
資格スクエアは、2013年から運用されている、サイトビジットという会社のサービスです。
行政書士だけでなく、
- 司法試験
- 弁理士
- 司法書士
- 社労士
などの資格も扱っています。
法律資格がメインですね。
資格スクエアの行政書士講座の、3つの特徴
では次、資格スクエアには、どんな特徴があるのでしょう?
それは、以下3つ。
- 優れたWEBシステム
- AIが出題を予想する、未来問
- 脳科学ラーニング
1つずつ見ていきましょう。
資格スクエアの行政書士講座の特徴①優れたWEBシステム
資格スクエアの特徴の1つ目は、WEBシステムが優れているという点です。
web上で、
- オリジナルレジュメ作成
- ワンクリックで質問
- 単語帳作成
などなど、サクッとできることがたくさんあります。
資格スクエアの行政書士講座の特徴②AIが出題を予想する、未来問
次、2つ目の特徴は、AIが出題を予想する、未来問の存在です。
「過去問」というのはよく聞きますよね?
資格スクエアでは、その逆の「未来問」があるということです。
もちろん適当に作られたものではなくて、約10年分の過去問題を学習させたAIが予測するものになります。
さすがに100%的中とかではないですが、それでも試験前に予想問題の1つとして活用するには、非常に頼もしい存在になるかと。
ちなみに未来問、2019年度には「eラーニングアワード」というものも受賞してます。
なんと宅建の試験は、78%も的中したらしい。
気になる人は、昨年の分を無料でダウンロードできるので、チェックしてみてください(ダウンロード方法は、後述)
資格スクエアの行政書士講座の特徴③脳科学ラーニング
最後、3つ目の特徴は、脳科学ラーニングです。
これは脳科学研究者で有名な、あの池谷裕二さんが監修の人工知能サポートシステム。
私は池谷さんの本を何冊も読んでるので、これはテンションが上がりました…!
先ほど紹介した動画にもチラッと出てきましたが、資格スクエアでは、脳科学に基づいた、問題演習機能などが受けられます。
つまり、ちゃんと記憶に残るようなカタチで、復習していけるということ。
しかも、オンライン上に蓄積される自分の学習履歴・理解が分析されるので、自分に合わせた問題が提示されるという、なかなか凄いシステム。
具体的にできることは、以下の通り。
講義を見終わったら、理解度チェックというクイズが受けられます。「もちろん○」「たぶん○」「たぶん×」「もちろん×」という四択から選んで解答。
そして、2回目からは理解度の低い問題から順に出題されます。また全体の正答率も鑑みて、「正解しなければいけない問題」は優先的に出題されるという仕組み。
ということで、独学では不可能なレベルで復習していけるということですね。
資格スクエアの行政書士講座を体験してみた
では、そんな資格スクエアの講座を体験してみましょう!
まずは申し込みから。
行政書士講座の申し込み方法
資格スクエアの行政書士講座は、14講座を体験できます。
無料体験の申し込みは、まず公式サイトにアクセス。
左側にメニューがあるので、「行政書士」を選択。
そうすると、こんな画面が出てきます↓
緑色の「無料講義体験はこちら」というボタンをクリックして、
次のページで、「無料体験講義お申し込みはこちら」というボタンをクリック。
そうすると、申し込みフォームが出てきます。
順次入力していきましょう。
最後に、選択している講座が「行政書士」の講座であることを確認したら、
これにて完了!
マイページは、こんな感じ↓
さっそく無料講義↓も見れるようになっています。
未来問の申し込み方法
ちなみに「未来問」の無料ダウンロードは、別途申し込みが必要になります。
こちらも、手順は簡単。
まず、「未来問」無料プレゼントというメニューを開くと、
未来問のページが表示されるので、
行政書士試験「未来問」に申し込むというボタンをクリック。
そうすると、入力フォームが出てきます↓
項目数は少ないので、サクッといけます。
これで、申し込み完了。
あとは、登録したメールアドレスに、ダウンロードリンクが送られてきます。
資格スクエアで無料体験できる14講座
受講の前に、無料体験できる講座を一回確認しておきましょう。
というのも、公式サイトがちょっとわかりづらいので。
まず、体験できる講座は、以下の4種類になります。
- 2019年版の基礎講座
- 2019年版の過去問講座
- 2020年版の基礎講座
- 重要判例59早回し講座
これらの講座を、それぞれいくつか体験できます(全部で、14講座)
具体的にどんな講座があるかというと、以下の通り。
①2019年版の基礎講座
憲法・基礎法学 | 第01回 憲法総論 |
民法 | 第01回 民法の俯瞰・基本原則 |
行政法 | 第01回 行政法総論:行政法の基礎 |
商法 | 第01回 商法全体の概観 |
一般知識 | 第01回 一般知識全体の俯瞰 |
②2019年版の過去問講座
憲法・基礎法学 | 第01回 憲法の分類と性質(H29問7) |
民法 | 第01回 意思表示(錯誤)(H25問27) |
商法 | 第01回 支配人(H26問36) |
③2020年版の基礎講座
憲法・基礎法学 | 第01回 憲法総論 |
民法 | 第01回 民法の俯瞰・基本原則 |
行政法 | 第01回 行政法全体の俯瞰、行政法総論 |
④重要判例59早回し講座
憲法 | 第01回 博多駅事件(取材の自由) |
民法 | 第01回 外形を自ら作り出していないのに94条2項類推が適用される場合 |
行政法 | 第01回 租税関係と信義則 |
以上。
基本的に、それぞれの講座の「第一回」を体験させてくれる感じですね。
行政書士講座を受講
では、まずは、民法の講座!
民法は、行政書士の試験において配点が高いので、めちゃくちゃ重要な科目。
どんな感じなのでしょう?
2020年版の講義を体験してみました。
講義名をクリックすると、
こんな画面↑が開きます。
動画を再生すると、
こんな感じですね。
左側が映像で、右側がテキスト(レジュメ)となります。
パソコンやタブレットだと見やすいですが、スマホだと、レジュメを見つつ動画も見るってのは、ちょっと厳しいですね。
ちなみに資格スクエアでは、一回一回の講義が短くまとまっています。
例えば、今回の「第01回 民法の俯瞰・基本原則」の回は、12分くらい。
この短さだと、集中力も続きやすい!
で、今回の講義は、民法の全体像を学ぶものでした。
どんな講義なんだろうー!とワクワクしてたのですが、正直ちょっと物足りなかったです。。
というのも、説明がそこまで丁寧なわけじゃないんです。
例えば、この民法の講義でいえば、
民法の基本原理の1つである「権利能力平等の原則」についての説明が、
これだけです。
ケンリギムのキゾクシュタイになれるって言われても、すぐに理解できますかね?
勉強を始めたばかりの私が聞いたら、、、たぶんムリです。
という感じで、ちょっと初心者に易しくない。
「もっと説明してーーー!」ってなる場面が、たくさん出てきました。
これ、どうしてかっていうと、おそらく講義の時間が短いからですよね。
コンパクトにまとめるには、説明を省くしかない、、、と。
ただ逆にいえば、すでに法律をかじってる人が使う分にはその辺りは問題ないと思います。
資格スクエアのWEBシステムを体験
さて次に、資格スクエアのウェブシステム。
これは、色々な機能があります。
今回は、
- マイレジュメ
- 質問
- 単語帳
- みんなの質問
- 再生速度調整
これらの機能を見ていきます。
マイレジュメ
まずは、マイレジュメ。
マイレジュメってなんぞやという感じですが、これは、もともと用意されているテキストを、自分で改良して作るオリジナルなノートです。
講義画面で、
「マイレジュメ作成」ボタンを押すと、
マイレジュメ作成パーツが出てくるので、
レジュメ名を設定します。
今回は「はじめてのノート」と入力。
そして画面下にある「作成」ボタンを押すと、
この画像↓のように、いろんなツールボタンが出てきます。
これらを使って、既存のテキストを装飾したり、テキストを追加したりしていきます。
ではさっそくやってみましょう。
例えば、このテキスト↓に、
こんな感じで「民法の基本原理3つ」というテキストを追加してみました。
書き込んだ文字には、
こんな感じで下線を加えたり、
蛍光ラインを入れたり、
付箋デザインにしたりもできます。
もちろん、既存のテキストを消したりすることもできます。
勉強する際には、ほとんどの人がノートを作りますよね。
私もたくさん作りました。
で、ノートを作るときって、テキストの文章をたくさん書き写しますよね。
この作業が、けっこう時間かかります。。
手を動かす分、頭に入るというメリットもありますが、そういった時間すらもどかしいという人にはこのマイレジュメ、めっちゃ使えるのではないでしょうか。
またデジタルでのノート作りがしたいという人にとっても、かなり使える機能。
質問
次は、質問機能。
資格スクエアでは、講義を受けながらサクッと質問できるのが特徴です。
「質問する」ボタンを押すと、
こんな感じで質問入力フォームが出てきます。
原則、1週間で回答してもらえるとのこと。
また、レジュメ上のテキストを選択して、
「?」マークのピンクボタンをクリックすると、
そのテキストがフォームに入った状態で、質問を入力できます。
マイ単語帳
また、先ほどと同じく、レジュメ上のテキストを選択して、単語帳マークの青いボタンをクリックすると、
単語帳作成フォームが出てきます。
これは覚えておこう!って単語が出てきたら、すぐに登録できちゃうわけです。
みんなの質問
また、「みんなの質問」という機能もあります。
これはレジュメのトップにある「みんなの質問を見る」というボタンを押すと、
他の生徒がした質問を見ることができると。
これめっちゃいい機能だなーって思ったのですが、無料体験で確認できる範囲では、あまりこの機能は活用されてなかったです。。
再生速度調整
また、再生スピードの調整機能。
これもちゃんとついてます。
他社に比べると、倍率が細かく刻めます(最高3.0倍速)
資格スクエア行政書士の料金とコース
はい、ではここからは、資格スクエア行政書士の料金をみていきましょう。
資格スクエアのコースは1つだけ。
その名も、「行政書士合格パック」です。
【2020年向け】行政書士合格パック
講座内容 | 基礎講座(約45時間) 過去問講座(約10時間) 直前対策講座(約15時間) |
料金 | 99,700円(税込) |
他の通信講座に比べると、料金はやや高めですが、このパックを購入すると、未来問の解説動画を見ることができたり、下記テキストがプレゼントされます。
ただし、音声のダウンロードは別途33,000円かかるので、そこは要注意。
資格スクエアの行政書士講座は、こんな人にオススメ
そんな資格スクエアですが、どんな人におすすめかというと、
- 最先端のシステムで問題演習したい
- ノートをすべてデジタルで作りたい
といった人。
ある程度の法律の知識がすでにある人なら、資格スクエアを活用できる可能性が高いです。
資格スクエアの行政書士講座は、こんな人にオススメしない
逆に、以下の人には資格スクエアはおすすめしません。
- はじめて法律の勉強をする
すでに述べた通り、講義が初心者向きではないからです。
初めての方は、他の通信講座を利用しましょう。
ちゃんと初心者でも理解しやすいように説明をしてくれる講座があるので。
例えば、フォーサイト↓は感動的にわかりやすかったです。
【フォーサイトって評判悪いの?】元行政書士が3つの口コミを検証
資格スクエア行政書士講座のQ&A
資格スクエアの体験講座は、本当に無料なの?
無料です。1円もかかりません。
無料体験だけで終わらせて、有料コースを申し込まなくても平気?
全く問題ありません。
資格スクエアの支払い方法は?
銀行振込、クレジット払い、コンビニ払いが可能です。
資格スクエアでは分割払いは可能?
クレジット払い・口座振替にて分割払いが可能です。
資格スクエア行政書士まとめ
はい、ということで以上、資格スクエアの行政書士講座レビューなどを、お送してきました。
初心者にはあまりお勧めできませんが、ITを駆使した問題演習システムは、なかなか魅力的。
ちょっとでも気になる人は、まず実際に無料体験してみましょう。