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行政書士の勉強、やる気が出ない…【合格者が3つの対策を解説】

行政書士 勉強 やる気

行政書士試験に向けて勉強してるけど、やる気が起きない。
このままだとマズいから、どうにかやる気を起こしたい…
でも、どうすればいい?

こんな疑問にお答えします。

  • やる気がでる仕組み
  • 勉強が進まない3つの理由と対策

私は、2016年の行政書士試験に合格しました。
合格に至るまでの間、あなたと同じように「やる気おきないな〜」と天井を見上げたことは、数え切れないほどあります。

当時は私もあんまりよくわかってなかったのですが、
実は、「やる気」というものはゼロからは生まれません。

一体どういうことでしょうか?

詳しく解説して行きます。

この記事を読めば、もう「やる気が出ない〜」と悩まずにすむようになるはずです。

MEMO

本記事は、「机に向かことはできるけれど、やる気が出ない」という方向けの記事です。そもそも机に向かうことからできてない、という方は以下の記事の方がおすすめです↓
行政書士 モチベーション 行政書士試験に向けて、モチベーションが上がらない?【必要なことは3つ】

そもそも「やる気」がでる仕組みとは?

そもそも、やる気とはどういった時に出るのでしょうか?

やる気がでるまでの流れは、以下の図の通りです。

やる気 流れ

勉強(行動)を始めて、ある程度つづければ、脳の「側坐核」という部分が刺激されます。

側坐核が刺激をうけると、アセチルコリンという神経伝達物質、つまり「やる気」が放出されます。

ちなみに、この辺りの流れをさらに詳しく知りたい方は、以下の本を読んでみてください。

脳科学で発見された知見を、対話形式で学ぶことができる本なのでとにかく分かりやすいです。

海馬の本

「側坐核」や「アセチルコリン」といった名前を聞くと、なんだか難しそうですよね。

しかし、ここで大事なのは、そういった名称ではなく、

行動(勉強)を始めたら、その流れでやる気は自然と出てくる

という点です。

今回の悩みは、すでに行動を起こしている状態での悩みでしたね。

となると、問題点は、

やる気 側坐核が刺激されるまで

「(行動を)ある程度続ける」という部分にあることがわかります。

せっかく行動を開始できているのに、側坐核が刺激されるに至っていない、と。

なので、問題は、

勉強を、ある程度の時間続けられていないから

ということになります。

つまり、あなたが考えるべきは、どうしてある程度続かないのか?ということになります。

行政書士試験に向けて、やる気がでない3つの理由

この要因は、以下3つが考えられます

  1. 疲れてる
  2. 難しいから進まない
  3. 覚えられてない気がして進まない

どれか当てはまりますか?

もしかしたら全部当てはまるという人もいるかもしれません。

では、上記3点について深掘りしつつ、対策を考えて行きましょう

理由①疲れていて集中できない

行政書士 やる気が出ない理由 疲れ

まず1つ目は、疲れていて集中できないという理由です。

意外とこれも当てはまっている人が多そうですよね。

睡眠不足だったり、仕事の疲れが溜まっていたり。
なかなか常に元気ハツラツって人はいないので仕方ないとは思いますが、やはり疲れていると集中できません。

あなたの実力が十分に発揮されないことになるので、非常にもったいない状態です。

睡眠不足の場合

睡眠不足の場合は、シンプルにもっと寝るしかありません。

でも、時間がないんだよ…

確かにそうかもしれません。

しかし諦めるのは、まだ早いです。

一回、厳しい目で自分の時間の使い方をチェックしてみましょう。
おそらく、ムダな時間が見つかるはずです。

例えば、必要以上にYouTubeやSNSを見ている時間はありませんか?

食後の時間、ダラダラしてませんか?

残業は、ちょっとでも短くできる余地はありませんか?

ほとんどの人が、何かしら一つは見つけることができるはずです。

10分でも削っていきましょう。
そして、睡眠時間を増やしましょう。

しかし中には、

でも、受験期間にたくさん寝るなんて、ちょっと罪悪感…

そんな風に思う人もいるかもしれません。

ですが、これは大間違いです。
睡眠は、学習者にとって超重要なものです。

詳しく知りたい方は、以下のTEDトークを観てみてください(日本語字幕あり)

仕事の疲れが溜まっている場合

では、仕事の疲れが溜まっている場合はどうするか?

働きながら勉強している人には、夜の時間帯に勉強している人も多いかと思います。
そうなると、仕事の疲れでなかなか集中できない時もありますよね…

そういう場合は、思い切って勉強時間を朝に切り替えましょう。

夜は早く寝てしまって、朝一番に勉強しましょう。

そうすることで、リフレッシュされた一番元気な脳を勉強に使えることになります。

ちなみに私は朝型。以前は夜型でしたが、朝に頑張る方が捗るということに気がついて変えました。

MEMO

会社員の方は、昼休みのご飯食べた後の30分を勉強にあてるというのもオススメ。ちょっと眠くなる時間ですが、30分と区切られている分、集中して勉強できます。こういった30分を積み重ねていくのも大事。

理由②難しいから進まない

行政書士 やる気が出ない理由 難しい

次2つ目は、難しいから進まないという理由です。

難しい文章を目の前にすると、せっかく机に向かっても、

いやダメだ、まじでわからん…

という感じで、手が止まっちゃいますよね。

特に「民法」は、スグには理解しづらいものも多いです。

そういう場合どうすればいいでしょうか?

図解してみよう

おすすめは図解です。

とくに民法は、登場人物が多かったりするので、図解が効きます。
ビックリするくらい一気に理解できたりします。

図解と言っても、上手い絵を書く必要はありません

図解

これは私の実際のノートですが、こんな感じで超簡略化したイラストでOKです。

なんなら、もっと雑でもいいと思います。
とにかく、図解することで、今まで頭を抱えてたことがウソみたいに理解できるので超オススメです。

MEMO

もし図解しても理解できないという場合は、そもそも基本部分から理解できていない可能性が高いです。なのでそう言った場合は、一回基礎に戻りましょう。焦るかもしれませんが、急がば回れです。条文や判例を読み込みましょう。

スクールや通信講座を利用するのもあり

それでも難しいなーという感覚が払拭できないようなら、スクールや通信講座を利用するのもありです。
私は独学でしたが、お金があれば確実に通信を利用してました。
なぜなら、その方が圧倒的に効率よく勉強できるからです。

それくらい、スクールの講師の説明ってわかりやすいんですよね。
もし、まだそういったものを利用する余地があるなら、検討してみてください。

理由③覚えられてない気がして進まない

行政書士 やる気が出ない理由 覚えられない

次3つ目は、覚えられてない気がして進まないという理由です。

頭に叩き込んだはずなのに、気がつくと忘れている…と。

行政書士の試験って、覚えることが膨大にありますよね。
特に行政法など、暗記事項が山のようにあります。。

私も「暗記できない…」という悩みには、だいぶ苦しみました。

そもそも学生時代から暗記科目が苦手だったので、もはや気が狂いそうでした…笑

そんななか当初は、とにかく繰り返しやって覚えていくしかないと考えてましたが、範囲が膨大すぎてそんな余裕もなくなり…

なのでもっと効率よく覚えていく必要があったので、暗記方法に関して調べまくったんですね。

結果、私は「メモリーツリー」というものを採用しました。

メモリーツリーは、マインドマップともほぼ同じもの。

まあ名称は何でもて良くて、ポイントは、

  • 暗記したいものを、一枚の紙にまとめる(ノート見開き2ページとかでもOK)
  • 線などで項目をつなげていく
  • イラストや色を用いて、なるべく印象に残るものにする

この3つをやるということ。

実際に私が作ってたものは、こんな感じ↓

メモリーツリー

全ての項目に作ってたわけではなくて、どうしても覚えづらい部分のみを作ってました。

ちなみに、テキストだけで作る人もいるみたいですが、私は下手でもいいからイラストとかもあったほうがいいと考える派です。
ちょっと面倒ですが、そのほうが確実に覚えやすいので。

メモリーツリーを作ることで、「あ、これはあのイラストのあそこに載ってるやつだ」という風に思い出しやすくなります。
また情報を一元化できるので、頭の中がビックリするくらい整理されます。

まだ試したことがない場合は、ぜひやってみてください。

まとめ

「やる気が起きない」という悩みは、すでに一歩もしくは何歩も踏み出した人だけが持てる悩みです。

世の中には、その一歩すら踏み出せない人だってたくさんいます。

なので、「やる気出せない…ああダメだ自分…」と嘆くのではなく、「よし、せっかく踏み出してるんだから、引き続き前に進もう」といった感じで、前を向いて行きましょう!

私はわりとポンコツ人間なんですけど、それでもなんとか乗り越えて合格できました。
だからあなたも、必ず乗り越えられるはずです。

ということで合格に向けて、今回解説したことを是非実行してみてくださいね。