大原の行政書士講座って、評判イイの?
そんな風に、気になってますか?
このブログでは、「合格者の視線」で、行政書士スクールを体験して比較するというシリーズをお送りしています。
ということで、第12弾として「資格の大原」を体験してみました。
大原といえば、公認会計士や税理士、簿記、そして公務員などに強いイメージ。
では、行政書士講座は、一体どんな感じなのでしょうか?
このページでは、大原の体験レポートをお届けします!
目次
大原の資料を請求してみる
まずは、大原に資料請求をしてみました。
請求方法は、簡単。
大原の公式サイトに行って、
→大原の行政書士講座
資料請求ボタンをクリックすると、
↑こんな感じで資料請求フォームが表示されるので、順次入力していくのみ。
資料は、申し込みから2日後に、届きました!
中身は、各種パンフレット。
「行政書士」と大きく書かれた、メインとなるパンフレットには、
コースの詳細などが載っていました。
紙媒体の方が、全体が掴みやすかったりします。
そして、こちら↓は教育訓練給付制度のパンフレット。
一冊まるまる、この制度についてのパンフレット。
気になる人はこれも取り寄せましょう。
大原の行政書士講座を、無料で体験
続いては、講義を体験していきます。
体験する方法
体験は、オンラインでできます。
手順は、まずメニューの中の「講座一覧」をクリックして、
資格一覧から「行政書士」を選びます。
そうすると、行政書士のページが開くので、
そのまま下までスクロールしていくと、こんな感じ↓でメニューが表示されています。
その中から「Webでセミナー・体験講義」というメニューをクリック。
クリックすると、無料で資料できる動画がズラーっと表示されます。
体験してみた感想
ということで私は、以下3つの講義を体験してみました。
- 入門講義
- 基本講義(基礎法学・憲法)
- 行政書士30(憲法)
入門講義と基本講義
まず、1つ目と2つ目の、入門講義と基本講義を担当するのが、持田講師。
映像のコースは、すべて持田講師が担当とのこと。
通学の講義は、他の講師も担当されています。
で、体験してみた感想ですが、正直いくつか気になってしまう点がありました。
まず、黒板までの距離が遠い…!
この距離感だと、講師の表情が見えづらいし、板書も読みづらいんですよね。
(ここまで遠い映像は、あんまり他社ではない)
持田講師は、通る声で聞き取りやすいし、説明も想像していたよりずっと丁寧で好印象。
しかし「これは伝えたいんだよね…!」といった熱いパッションみたいなものは、そこまで感じ取れず(距離があるから伝わってきてない、という可能性もあり…)
そして、こちらへの問いかけ(「〇〇って、××じゃないですか?」という感じで聞かれること)がほとんど見受けられなかったのも、個人的には物足りなかったです。
問いかけがないと、こちらはずっと「受け手」のまま。そうなると私は、だんだんボーッとしてきちゃいます…
行政書士30
次3つ目の「行政書士30」という講義は、30時間で全科目のインプット講義を学習できるというコース。
体験してみると、スライドを見せつつ、ナレーションが入るというスタイルでした。
インプット量がコンパクトなので、ザッと全体を把握するために使えるコースですね。
しかし、ナレーションがやや機械的なので、ちょっと頭に入ってきづらい。
正直こういうコンパクトな講義を利用したいなら、LECやスタディングなど他社の講義の方がおすすめ。これらの方が人間味のある講義になっているので、集中しやすいと感じました。
大原の行政書士講座の料金とコース
では、そんな大原の行政書士講座って、料金はどれくらいなんでしょうか?
コースを5つ紹介していきます。
行政書士入門合格コース
まず1つ目は、行政書士入門合格コース。
これは初学者向けの、名前の通り入門からガッツリやるコース。
料金は、以下の通り。
通学 | 教室 | 204,800円 |
映像 | 映像 | 204,800円 |
通信 | Web | 189,800円 |
通信 | DVD | 209,800円 |
ちょうど相場くらいですね。
講義の内容を考えると、正直ちょっと高いなと私は感じました。
ただWeb通信が、通学より安くなってるのは良心的(LECやTACは同じ料金)
行政書士合格コース
続いて2つ目は、行政書士合格コース。
これは初学者でも学習経験者でもOKなコース。
先ほどの入門コースから、入門講座を抜いたものになっているので、その分安くなってます。
料金は、以下の通り。
通学 | 教室 | 199,800円 |
映像 | 映像 | 199,800円 |
通信 | Web | 184,800円 |
通信 | DVD | 204,800円 |
行政書士速修合格コース
3つ目は、行政書士速修合格コースです。
このコースは、名前の通り、短期間で学習できる内容になっています。
料金は、以下の通り。
通学 | 教室 | 179,800円 |
映像 | 映像 | 179,800円 |
通信 | Web | 164,800円 |
通信 | DVD | 184,800円 |
行政書士30合格コース
4つ目は、行政書士30合格コースです。
これは体験レビューのところでも紹介した、30時間でやるコンパクトなコース。
料金は、以下の通り。
通信 | Web | 84,800円 |
行政書士30
最後5つ目は、行政書士30です。
これは先ほどの「行政書士30合格コース」から、「直前対策」を抜いたもの。
インプットのみでOKならこちらの方が安いです。
料金は、以下の通り。
通信 | Web | 59,800円 |
大原の行政書士講座を選ぶメリットとは?
ということで、料金が特別安いわけでもなく、講義の質が他社と比べて良いわけでもないですが、大原には全国に校舎があるというメリットがあります。
北海道・東北 | 5校 |
関東 | 15校 |
甲信越 | 4校 |
北陸 | 3校 |
東海 | 6校 |
関西 | 7校 |
中国 | 1校 |
四国 | 1校 |
九州・沖縄 | 5校 |
全部で、47校も。
しかもわりと地方の方でも校舎があるんです。例えば山梨とか。山梨は、同じような資格スクールの「LEC」や「TAC」だと、校舎がありません。
なので、
何があろうと、通学がいい!
という場合で、通える範囲に大原しかないなら、大原一択でいいと思います。
しかし、もし「LEC」「TAC」「伊藤塾」など複数のスクールがある場合は、
この順番でオススメです(4者すべて体験して比較した結果)
もし通学にそこまでのこだわりがないなら、私は通信を選んだ方がいいんじゃないかなと考えてます。その方が選択肢がグッと広がるので。選択肢が広がる分、より質の高い講義を受けることができます(フォーサイト、アガルートなど)
大原の行政書士講座まとめ
はい、ということで以上、大原の行政書士講座について書いてきました。
大原を使うにせよ、他社を選ぶにせよ、じっくり比較してみてくださいね。
しかし、試験のことを考えると1日も無駄にはしたくないはず。
なので、いつまでも悩んでいては時間が非常にもったいないので、ちょっとでも気になるスクールがあるなら、まず資料請求してみるなり、講義を体験してみるなり、何かしらのアクションは今すぐ起こしていきましょう。